Windmill Tape Dispenser3(ウィンドミル・テープディスペンサー)2,520円
包装作業の作業効率をアップ。韓国製の新機軸テープカッターです。
先日開催されたISOT(国際文具・紙製品展)で見つけた商品です。どう見ても読書用品とは言いがたいので、最初は面白がって見ていただけでしたが、会期中に日本の小売店で取り扱いを希望するところが出現していないということを聞くに及んで、しからば我々が、と、発作的に仕入れ交渉をはじめてしまった次第です。
韓国製のテープカッターなんですけど、愚考するに、これは実にユニークな製品であるのみならず、使用シーンによっては革命的といってもいいくらいの効果を発揮します。現に会場でサンプル購入したものは、持ち帰ったその日から、私どもの商品出荷作業の中で大活躍しています。
これは、要するに「あらかじめ同じ長さにカットされたテープをいくつか用意しておく」というテープカッターです。このテープカッターの側面のハンドルをガチャガチャと1回転させると3.8cmにカットされたテープが4枚準備されます。指の腹でカットされたテープをすくいあげてくることだけでテープを連続して貼ることができます。このテープカッターには12mm幅のテープであれば、3本を並列にセットできるので、そのようなセット方法をとれば、1回の回転で 12切片のテープを準備することができます。
いわゆるセロテープの使い方はいろいろです。しかし、商店や工場などでは折り返した袋の口や、斜め包みした包装紙の端っこをピっと留めるという使い方が圧倒的に多いでしょう。従来のテープカッターを使う場合では、何かを袋に入れる→袋の口を折り返す→テープカッターからテープを引き出す→カットしたテープを袋の口に貼り付ける、という手順でした。この一連の手順の中で「テープカッターからテープを引き出す」という作業だけが、ほかの流れからみると異質の作業なので、ここでモタついてしまうんですね。ギフトラップの場合も同じ。
その点、このテープカッターを使えば、あらかじめ最大12のテープ切片が用意されているわけですから、袋の口を折り返す→切片を指の腹ですくいあげる→貼り付ける、という具合に、とてもラクチンに作業できます。作業効率がウンと違ってきます。ハンドルをぐるっと1回転。貼り付け作業を12回。そしてまた回転。その繰り返しです。
家庭や一般のオフィスでは連続したテープ貼り作業はそんなにないことでしょうから、このテープカッターの必要性は低いかもしれません。しかし、商店や生産現場ではびっくりするくらいの効率アップにつながります。少なくとも、当店での発送業務やギフトラップの作業はとても気持ちいいものになりました。オススメです。
●回転するとテープがカット

ハンドルを回転すると3.8cm単位でテープがカットされます。12mm幅のテープなら同時に3本セットできるので、1回の回転で12の切片ができます(赤線のところでテープがカットされています)。この「あらかじめカットされたテープ切片」を使っていけばいいので、今までのように、テープを適当な長さに引き出してカット、という作業をしなくてもよくなります。ギフトラップや封緘作業の効率がうんとあがります。
●回転するとテープがカット

こちら側には通常の方式のテープカッターがついています。テープを自由に引き出して使いたい場合もOKです。ただし、正直に言うと、こちらのカッターの使い心地はとても悪い。ま、「そういう機能もある」程度に考えていただければ幸いです。
●切れ味が鈍れば

カッターの切れ味が鈍れば、このカバーをあけてカッター部をふいていただくと、切れ味が復活します。刃がカバーの中にあるので安全ですね。
●つっこみどころ満載だけど
これはつっこみどころ満載の製品です。色遣いなどのことはさておくとしても、回転時に出る音が大きすぎる、とか、耐久性に疑問が残る、とか、付録でついている「通常のテープカッター」部の出来があまりに悪い、とか……。しかし、それを乗り越えて、魅力的な商品なんです。「連続してテープを貼る」現場だったら、あってソンはないテープディスペンサーだと思います。ただし、テープ3本同時セットは、テープによっては抵抗がかかりすぎるので、2本同時程度にとどめておいたほうがいいかもしれませんが……。


