ライトウェッジ(Light Wedge)4,725円/7,140円
ページ自体を発光させるという新発想のブックライト。周囲に光を漏らしません。
本がはじめてできたのはいつのことだかは議論のあるところでしょうが、暗いところで本を読むための方法はその頃から現在まで原理的にはなにも変化しなかったという見方には異論はないでしょう。本から少し離れたところに発光体を置き、それが発する光をページに照射する。発光体が何であるかこそ、ろうそくやランプから白熱灯、蛍光灯(そしてLED、たとえばマイティブライト)と進化してきましたが、原理そのものは何も変わりませんでした。
その常識を揺さぶるのがここでご紹介する「ライトウェッジ」です。透明のアクリル板を想像してください。このアクリル板を読みたい本のページの上に乗せます。スイッチを入れると、アクリル板そのものが明るくなるのです。その明かりによって、下敷きになっているページの文字が読めるわけです。つまり、部屋の明かりを全部消してもコンピュータの液晶画面の中の文字が見えるのと同じことです。
「暗くなくてはならないところ」はいくらでもあります。身近なところでは寝室をともにする人がいる場合。配偶者から「明るくて寝られない。早く電気を消して」と叱られて、泣く泣く熱血冒険小説を巻半ばで閉じざるをえない、という経験をお持ちの方も多いでしょう。あとたかだか50ページなのに。
ナイトフライトの飛行機内や夜行列車の中。入院病棟やバー・酒場。みんなが眠り込んだ団体旅行の旅館の一室、等々。自分が本を読みたいからといって、まわりにまで光を漏らせることがためらわれる場所はたくさんあります。こういう時でも本が読みたくなってしまう。これが本好きの哀しいサガです。
しかしライトウェッジをお勧めする理由はこうした消極的なものだけではありません。ライトウェッジを使うことで、暗いところでの読書が質的に変わってしまうという不思議な効果があるのです。
いままで長く本に親しんでこられた方にとっても、この感覚は新鮮な驚きのはず。ぜひいちどご経験ください。。
●ハードカバーにはLightWedge

ライトウェッジは2種類のサイズがあります。ライトウェッジとライトウェッジ・ペーパーバックです。大きい方、ライトウェッジの発光面のサイズは134mm×222mm。おおむねA5判程度の大きさです。ハードカバーを中心にお読みになる方は、こちらのほうがいいでしょう。
重さは電池別で220g。スイッチで強弱2通りの明るさの切り替えができます。
●より小さなペーパーバックサイズ

小さなサイズ、ライトウェッジ・ペーパーバックはほぼ新書サイズ(正確には欧米のペーパーバックサイズ)ですので、文庫や新書を中心にお読みになる方は、こちらをどうぞ。
発光面のサイズは97mm×176mm。重さは電池別で140g。スイッチで強弱2通りの明るさの切り替えができます。
●実用面では問題がないわけでは……

この製品のコンセプトは、ホント、実に革命的なんですけど、正直に言うと、実用面ではいくつかの問題点を抱えていることを報告せざるをえません。
ページをめくる際にいちいち抜き差しが必要であること、ライト面の明るさが(人によっては)充分とは言いがたいこと、若干のモアレ状の縞模様がみえてしまうこと、などです。新奇性とかカッコよさという点はサイコーなんですが……。こうした点をご理解の上、お買い求めくださいますようお願いいたします。


