レザラボ・ブックカバー5,040~6,090円
ピッグスキンでできたスタイリッシュなブックカバー。
豚革製造は実は東京の地場産業である。って知ってました? つまり、伝統的に(牛革はひとまず措くとして)豚革のなめしや、加工は東京で行われてきたんだそうです。で、一方では東京という都市は「地場産業」という言い方に違和感がなくはない、という印象があります。
地場産業としての豚革加工業を守ってきた街としての東京と、デザインの最先端集積基地としての東京。このふたつの要素をなんとかひとつにまとめあげようとしたのが、この「レザラボ」というプロジェクトであるのかもしれません。
そう思ってこれらのブックカバーを見つめなおすと、豚革を使った「ブツとしての確かさ」と、いままでのブックカバーがなかなか持ち得なかった「デザインのユニークさ」に気づかされます。
お値段は少し高いし、また、厚めの文庫本は包み込むこともできないのですが、ほかのブックカバーが持ち得ない特別な存在感のようなものを感じます。
ちょっと感じがYomuparaっぽくないのですが、大切な人へのギフトにどうぞ。
●ワッフル加工

ワッフルシリーズは極め付きにユニークなブックカバーです。片面はお菓子のワッフルそっくりに立体加工がなされており、もう片面の途中からは厚めの豚革が切り返しでつながっています。
●皮ひもでくるくると巻いてとめる

レザラボブックカバー(ワッフルシリーズだけでなく、プリントプラスシリーズも)は、本をセットしてから、外側の皮ひもをぐるぐる巻きつけて不用意に開かないようにします。昔のお侍の財布のような要領です。これがなかなかかっこいいです。
●片側折り返し

レザラボブックカバーは片側ポケット、片側折り返しになっています。セットする文庫本の幅に応じてフレキシブルにフィットさせることができます。裏地はすべりの良い生地を使用しており、本の出し入れがスムーズにできます。
レザラボブックカバー(ワッフルシリーズ、プリントプラスシリーズとも)の欠点は、「分厚い文庫に対応していない」という点でしょう。おおむね300ページを超える文庫本は、セットするのが難しくなります。400ページ超では、実質的にカバーは不可能です。現在、「読み物系」の文庫本のほとんどは300ページ以上のボリュームがあるといっても、あながち過言ではないでしょうから、このスペックは残念です。ま、これは薄めの文庫本をエレガントにカバーするモノ、と割り切ってご理解いただけると幸いです。
●ココア

ワッフルシリーズのカラーバリエーションは2種類。ココアとプレーン。色の呼称までワッフルめかしています。色の仕上がりも、思わずかじってしまいそうなくらいおいしそうです。
●プレーン

プレーンとは、要するに薄い茶色(キャメルと言ってもよいかもしれない)です。ワッフル加工はすべて手作業なので、製品ひとつずつ、ワッフルの「山」ひとつずつが微妙に異なっています。使い込むうちにますます味が出てくることでしょう。
●プリントプラスシリーズ

ピッグスキンベースのブックカバーに特別な織りの布地をあしらい、その中央に色違いのピッグスキンをふたたび額縁のようにあしらい、そこにドッグ、キャット、ラビットの3種の細密なイラストを箔押し風にプリントするという手の込んだ作り方をしています。
●豪華でエレガント

布地の色はドッグがベージュ、キャットがブルー、ラビットがピンク。写真ではなかなか伝わりにくいのですが、全体的にとても繊細でかつ豪華、そのうえ上品な仕上がりになっています。
●箔押し風のプリント

額縁のように加工したピッグスキンの上に、業務用のインクジェットプリンタでペン画のようなデザインをプリントしています。この画像は摩擦などで剥落していくことが予想されますが、それもまた一種の景色になるのかもしれません。


