補修クリアテープ2,052円

ノド部分の補修に必携。アメリカらしい使い方が秀逸です。
これはもっぱら「ノド」の部分の補修に使うテープです。これはアメリカの図書補修の専門メーカーであるKapco社の製品です。
本が綴じてある部分、それをノドといいます。ノドは本の中で最も激しく「運動」する部分ですから、勢い、どうしても壊れやすくなっています。ノドの壊れを放置しておくと、徐々にそれが広がり、最終的には本がバラバラになってしまいます。ノドが壊れた本はこの補修クリアテープで早めに手当をしてください。
また「ノドの壊れ」とは違うのですが、写真集や図鑑などで無線綴じになっているものは、使っているうちにページがハラリと取れてしまったりします。写真集はともかく図鑑などのリファレンスは1ページでもなくなってしまうと、その意味が大きく減殺されます。こういう場合もこのテープで早めに補修されるとよいでしょう。
この製品は、本来「痛んだ本を修理する」目的のものなのですが、「転ばぬ先の杖」とでも言いましょうか、新品の本のノドをこのテープで補修していらっしゃる方も少なくないそうです。辞書や聖書など、頻繁にひらくだろうことが予想される本をプレゼントする際に、あらかじめノドを補強しておくということです。新品のうちにこの補強を施しておけば、万全ですね。受け取られた方は気がつかないかもしれないけれど、本に対する愛を感じるプレゼント方法だと思いました。
●アメリカンなアイディア
使い方は実にユニークです。このテープの裏紙は道路のセンターラインのように、中央にスリットが入っています。まず、このセンターラインの部分の裏紙をはがします。そしてテープを糊面が外側になるように山折りにして、定規を挟み込むようにセットします。この部分をのどに貼り付けます。定規で支えていますから、まっすぐ正確に貼り付けることができます。
続いて、片側(道路のアナロジーで言えば片車線)の裏紙をはがし、定規を掃くように動かして貼り付けます。そして今度はもう「片車線」も。この使い方を初めて見た時には思わず吹き出しました。まさにアメリカという工夫がされていたからです。この方法、じつにアメリカっぽいアイデアだと思いませんか? これなら、誰でも失敗することなく、補修ができそうです。
●補修クリアテープの使い方
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お客様の声補修クリアテープ
M.H様(50代・男性・長野県長野市)2009-01-14
テープの真中が先に貼れるという工夫は、非常に便利で有効です。
YT様(50代・男性・会社員・神奈川県藤沢市)2007-12-16
使いやすさとその効果は想像以上でした。 「ブックグルー」と併せて購入したものが届いた時に、ちょうどタイミングよく高校の娘の英語の辞書の背中がはがれたり、いくつかのpageが破れたりしたから補修して欲しい、といわれました。 早速活用の場面があり、家族で興味津々眺める中を無事再生できて、娘からは喜ばれるし、妻からは褒め言葉をもらい、大変感謝しております。 あまり活用場面のないことを願いながら、またの出番を待っております。 ありがとうございました。
Y.S.様(28・男性・会社員・新潟県佐渡市)2008-08-24
正直値段は少々張りましたが、効果は抜群です。
テープ自体も丈夫で、また貼りやすく
綺麗に補修仕上げができました。
安いメンディングテープ等では、貼ってもすぐに折り目で切れたりしたのですが、補修クリアテープは今のところ大丈夫です。
これからも頼りにしていきたいと思います!
三船英様(42・男性・会社員・福岡県福岡市)2009-07-25
なかなか秀逸な品ですね。
本や手帳の修正に役立っています。
ありがとうございました。